丸瀬布森林公園雨宮21号 (2009年夏)

北海道遠軽町にある丸瀬布森林公園には、雨宮21号が動態保存されています。昭和3年雨宮製作所にて製造、約30年間この地域の木材の運搬に活躍していたようです。森林鉄道廃線後廃車になりましたが現地の方の御努力により復活、昭和57年より公園内約2kmの軌道を走っています。木炭と石炭で走る小さな蒸気機関車ですが、なかなか魅力ある機関車です。

30分間隔で運転され乗車もしてみました。

再び撮影です。

可愛い機関庫

この時は532号も保存されていました。昭和5年製造台湾や西部山口線で活躍した後昭和59年廃車、埼玉県ユネスコ村で静態保存されていましたが、平成5年よりここ丸瀬布で保存されてていました。今年(令和6年)には埼玉県にあるKATO Railway Park 関水本線に移転したようです。

雨宮21号の説明書き

2016年8月大水害により、キャンプ場側は悲惨な状況になってしまいました。雨宮21号は被害を受けなかったダム側でDLとプッシュプルで運転されていたようですが、2018年7月に公園が復旧し全面オープンされました。2009年の後、2012年冬、2015年夏、2018年冬に訪ねました。順次掲載させていただきます。


(NO.70)

鉄道の旅と丸ポストのある風景

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